Old Logs
すのぅのいず 旧題: シンヤバングミ -MIDNIGHT TV!- < 19 Logs >
#11 到達点のないもの・・・ 2009.9.05 16:54
にも書きましたが、ここ数年は絵とか物語づくりをやるよりもインターネット上のサイトやブログを “整備” することばかりやっていた。 これって何か、建物やその内装に拘り徹底的に物件探しや室内を飾りまくっている感じに近いかもしれない。

  ある程度できてきたら、それらの作業から “そこで展示するもの” のことへ工程が移るかな……と思ったら、いつまで経っても全然そちらに移動できていない。 何でなんかなあ、と考えていたら先程ひとつの結論に到達した。 それは “物語書きなどとは違い、サイトやブログの構築には 『完成』 といえる到達点がない” ということ。

  やっているうちに、だんだんと 「いや、もうちょっとこうしたいな」 といった思いが湧いてきて結局その作業を続行してしまう。 最近は前ほどじゃなくなってきましたけど、以前の僕のサイトは 「久しぶりにアクセスしてみると 『別のサイトに来てしまった??』 と錯覚する」 ぐらいに、ちょこちょこ “リニューアル” を繰り返していた。 これも、前述の “物件や内装” に拘り過ぎていたからかもしれない。

  そう考えてみると、やっぱり 「これではいけない」 と思う。 過去の記事で “作業が進まぬ理由” を延々と自分に問い続けていたけど結局のところは “その原因” も、そして打開する切っ掛けとなり得る “答え” も自分の中にあったということだろうか。

  随分と長い間、悩んできたけど……これで漸く “展示物” をつくる方向に向かえそうだ。
#12 ひとつの区切り・・・ 2009.9.13 23:57
いこと続けてきた 『脳内の整理整頓』 の “サイト・ブログ作成篇” も、ようやく “決定稿” に辿り着いた。

  サイトとブログ制作の波に翻弄され、そこから抜けられなくなって早ウン年……すべてのサイトやブログの場所、タイトルも決まり環境を整える作業も粗方完了した。 これでやっと物語書きやイラスト描きなど、前々からやりたかったコンテンツづくりの方に集中できそうです。 その 『脳内の整理整頓』、サイト・ブログ作成篇のラストを締め括る “決定稿” の画像がこちら。
  今回は、この画像を踏まえ……各サイト、ブログの基本情報や担わせている役割などを書いて全体の “まとめ” をしてみようと思う。 言わずもがな、この記事は前に書いた同シリーズ (?) と同様ワタクシの “ひとりごと” 的なものなので、「んなもん、どーでもええがな!」 という方は華麗にスルーしてください (笑)。

                    *

  まずはやはり、すべての中心ともいえる本家 (本館、でもいいかも?) サイト 『Atelier Kamenecia』 から。

< Atelier Kamenecia >  アトリエ・カメネシア
運営目的:オリジナルイラストの制作/紹介。 またイラスト描きさんや “獣道” を歩んでいる方との交流など多岐にわたる。

  このサイトは2002年3月3日に開設して以来、約7年半に亘り運営しているサイトです。 開設後サイト名の変更や移転を繰り返してきましたが……現在は、このサイトが担っていた複数のコンテンツもジャンル毎に分かれたことで 「ようやく落ち着いた、かな?」 という感じ。 コンテンツ分割までの経緯は、このブログでも長いこと書き続けてきましたが……当初は、このサイト内にいろんな内容がごちゃごちゃと置かれていて非常に纏まりがなかったんですよね。 でも、これで何とか 「ここはイラストサイトです」 と普通に言えるようになったのではないかと思います。 また、ここは僕が管理しているサイトの中では唯一英語版で運営しています。 言語の変更は2007年10月3日、『Atelier Kamenecia』 に改名すると同時に行いました。 英語版にした理由は幾つかありますが、一番大きな理由としては 「英語で書かれている事で、本当の意味で “世界中に公開できる” ため」 でしょうか。 これは翻訳する箇所の少ないイラストサイトだからこそできること、といった気もしますね。 一時期は、また日本語に戻したり英語と日本語 (エンコードの関係で全角文字が表示できないため、画像で表示していました。 そのため重いし画像テキストの作成や管理が大変でしたが、そのときのことが数ヶ月前に開設した詩のサイト 『鏃礪括羽』 に役立っています) の二ヶ国語版にしたり……と迷走していましたが、雰囲気を統一させる意味も含め英語のみとしました。

                    *

  何だか書いていて長くなりそうなので、この記事は幾つかに分割して書こうと思います。 その他のサイトやブログは、また後日に。
#13 それぞれの役割・・・ 2009.9.26 17:56
っちのブログで書くのも、かなり久し振りのような気がする。

  光陰矢のごとし、と言うけど……最近は1週間とか2週間とか、そういう時間が文字通り矢のように流れていくような感じ。 ただ前の自分と少し違うのは、その “速さ” は増しても、その1日1日の “重み” というか?  そうしたものが凄く感じられるようになったのは、それだけ自分が良い意味で年を取ったからなのかも。

  もう9月も最後の週、あと何ヶ月かしたらもう新たな年。 ただ日々を過ごすだけじゃなく、毎日何かしら “成長” していくようにしたいですね。 階段を一歩、一歩と上がるように。

                    *

  さてさて今回は前回の続きとして各サイトやブログの “まとめ” をし、それぞれのサイトやブログに担わせている役割を明確にしてみようと思う。 なお 『Atelier Kamenecia』 については #12で書いているので、そちらをご覧ください。

  では、先日できたばかりの小説サイト 『LUPUS IN FABULA』 から。

< LUPUS IN FABULA >  ルプス・イン・ファーブラ
運営目的:小説をメインとした物語書きをすること。 またケモナーや物語書きをする人たちとの交流など、こちらも多岐に亘る。
  今年8月22日に開設したばかりのサイト。 まだオープンしたばかりなので殆ど何も置いていませんが、これから少しずつ更新していこうと思っています。 いままで、この小説 (というっか物語) を何処でやるかが固まらなかったが故に何年もの間とても息苦しい思いをしてきた。 イラスト描きも重要だけど、自分がウェブ上でサイトを開設しているのは 「ストーリー書きをしたいため」 でもあるので、それを行う場が定まらなかったのは猛烈なストレスでしたね。 ブログを借りるか、それとも 『FC2小説』 などでやるか……兎に角いろいろと試しましたが、なかなか 「これだ!」 というところがなかった。 そして、あれこれ考えた末いまの 『けものサーバ』 でサイトを開設し現在に至ります。 このサイトにも 『Atelier Kamenecia』 と同様に作品やキャラクターに関する情報・資料のページ (こちらは日本語版で、あちらは英語版……と考えていただいて差し支えありません) がありますが、『LUPUS IN FABULA』 の特徴としては、ここでのみ “ケモノもの” の作品について語ったり自分なりに纏めたりするブログ 『獣道驀地』 (けものみちまっしぐら) と、こちらのサイトとは別ジャンルの小説を書くためのブログへとリンクをしているところでしょうか。

  続いては、こちらも何処に置くかが非常に迷い、長いこと “放浪” というか “浮遊” 状態にあった 詩 のコンテンツを纏めたサイト 『鏃礪括羽』 について……纏めようと思ったけど、書いていて時間が余りにもかかるので取り合えず各サイト・ブログの “見出し” だけでも書き出しておこうと思う。

< 鏃礪括羽 >  ぞくれいかつう
運営目的:現在は、完全なる “詩” のサイト。 詩を書く方との交流や、詩に関するイベント等には参加してみたいかも。

< double Y laboratory >  ダブル・ワイ・ラボラトリー
運営目的:短めの記事を主としたメインのブログ。 更新頻度は中〜やや高程度で、ここからすべての場所へアクセス可能。

< シンヤバングミ -MIDNIGHT TV!- >  しんやばんぐみ - ミッドナイト・ティーヴィー
運営目的:長めの記事を主としたブログで、更新頻度は 「書くときは書くし、書かないときは書かない」 という感じ (笑)。

< BETSUJIGEN >  べつじげん
運営目的:完全なる “詞” 専用のブログ。 作詞をする方と交流などができたらいいな、と思います。

  細かいコメントや上記以外のところについては、また後ほど。
#14 何度も読み返すことが大切・・・ 2009.10.05 23:11
の記事は、当初メインブログにアップしようと書いていたものですが書いているうちに長くなってきたので “長めのものや、じっくりもの担当” のこちらに載せることにしました (笑)。

  そういえば、ここのブログに書いていた内容といえば最近はずっとサイトやブログのことばかりだった。 なので、これからは以前アップしていた (あんまり数はアップできていなかったけど) 絵を描くこととか文章を書くことに関する話……所謂 “創作レポート” みたいな感じの記事など、もっと違ったもののことも書くようにしていこうと思う。

  それではまず、その “文章を書くことに関する話” を……。

                    *

  ブログにアップする文章というのは、ここでも別のところでも……その場で即興演奏のように書くので前以て原稿を用意する、といったことは基本的にしない。 ただ、いま某所に送付する自己 PR 作文を書いていて 「自分は、どんな感じで “プライベートなものではない文章” を書くのか」 というのが解ってきたので、そのパターンを記録しておこうと思う。

1. 書きたいことが纏まってきたら、それを B5 くらいのノートに書く。
  この際ページ内をいっぱいに使い、あまり細かいことは気にしないように。 ノートを使うのは紙片やコピー用紙とかに書いていると、それがばらばらになったりして混乱するし苛立ちなどの無駄なエネルギーロスも防げる。 B5 というサイズもポイントで、ノートが大きすぎると嵩張ったりして邪魔になる。 手軽に扱えるくらいのものが Good でしょうね。

2. ある程度、文章の筋が出来たら全体を見て推敲。 それを “原稿用紙” へ書き写す。
  基本的には見出し通りで、このときに手直しをしたり入れ替えたりして文章を大方完成させるようにする。 そして再度、別のものに改めて書く事で “別視点” で文章が読めて更に解りやすくなる。 やはり書くなら見やすく、そのうえファイルなどにも綴じやすい原稿用紙が一番良い。

3. 写した文章をワープロに打ち込んで最終チェック。 そして完成!
  これも、ほぼ見出しのそのまま。 データ化することで、より一層編集しやすくなるうえデジタルとアナログの “Wバックアップ” ができ一石二鳥。 また小説家の鈴木輝一郎さん が 『何がなんでも作家になりたい!』 で仰っていたようにパソコン (ワープロ) で書いたものがあれば複数の場所に投稿や送付をする際、必要な分だけ印刷すれば OK なので “コピーをとる手間と費用が省けること” も重要な点ですね。

  この過程で何度も文章を読み、書いているので無駄な部分というのが解ってきて “スリムでスマート” な文章に仕上げやすくなるんでしょうね。 それ以前に、どんなテーマでどう表現していくか……書き始めるところへ到るまで、が大変なんでしょうけど (^^;)。
#15 最近借りているアニメ DVD ・・・ 2009.10.07 23:17
年の終わり頃から今年の夏ぐらいにかけ、地元の書店でやっていたレンタルサービスを利用して CD や DVD を多数借りていた。 それが数ヶ月前に改装工事の関係で中断されてしまい残念に思っていたが、先月上旬ぐらいに再開されたので最近再びアニメ作品をいろいろとレンタルして観ている。

  どんなのを借りていたかは随時ブログに書いていたので、そちら ( 本家サイト にある旧ブログのログ倉庫) をご覧頂くとして……今回は、その “ここ最近借りているアニメ作品” を書いておこうと思う。 では単刀直入に、その一覧を。

『ドラゴンクエスト』 放送年:1989-90 (第一部), 1991 (第二部)
『蟲師』 放送年:2005-06
『xxxHOLiC』 放送年:2006
『少年陰陽師』 放送年:2006-07

 『蟲師』 は、つい最近まで NHK でやっていたのを観ていたので馴染みがあるのですが……それ以外は初ですね。 アニメ版の 『ドラゴンクエスト』 は主題歌が徳永 英明さんの “夢を信じて” だということと、声優の神奈 延年さん が過去にゲーム雑誌 『ファミ通WaveDVD』 の “豊口の間” にゲストとして出演した際 「忘れられない仕事」 と話していたこと……ぐらいでしょうか (理由はセリフが一言しかなかったため、だとか)。 勿論、『ドラクエ』 自体は以前から知っていましたけどね。

  そして 『xxxHOLiC』 は第二期の “継” の第七話 (DVD4巻目) まで (当時は、ここまでしか置いていなかった。 いま借りているところも同じ書店のレンタルだけど、改装後は残念なことに “継” は置いていない。 涙) と映画版しか観ていなかったけど、いまは新たに第一期のものがレンタルされていたので借りています。 僕こういうオカルトもの、というか妖怪とかそういった類のものが好きなんですよね。 寧ろ生まれ変わったら妖怪 (特に天狗など) になりたい、とさえ思っている程ですから (笑)。 一番下の 『少年陰陽師』 も、そういったジャンルの作品ですよね。 何より物の怪の “もっくん” が最高 (笑)。

  そういえば、このアニメを調べてみて気付いたのは放送されていた局が一部の地方 TV 局と CS だけだったということ。 道理で、いままで観たことも聞いた事もなかったわけだ。 こんな作品が放送されていたら、きっと自分がチェックしてないはずはないでしょうからね。 日本モノ、陰陽師や物の怪……など、いろいろと “ツボ” を刺激する作品ですし!

  この 『少年陰陽師』 は原作が小説である、といことは学生時代の頃に 『活字倶楽部』 という雑誌で知っていました。 しかし 『十二国記』 同様、未だに読んだことがありません。 今度、両作品併せてチェックしてみようと思います。 あとアニメの各作品も現在はまだ2巻目までしか観ていないので、それぞれの作品の感想などについては、また追々。

  それにしても……こういう “ツボ” を刺激してくれるものに触れる、というのは本当に元気が出るものですね。
#16 新しい “脳整” シリーズ・・・ 2009.10.08 1:40
回書いている記事は、本当は昨日 (7日) 書くつもりのものでしたがアニメのことが書きたくなったので急遽1回ずらしました。 そんなわけで今回は、その書かなかったテーマで改めて書くことにします。

  でも、ああいう所謂 “萌え” なネタを書くというのは何というか……非常に楽しい (笑)。

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  人には、それぞれ “リズム” がある。 それは勿論、一日の中にも。 そんなことを考えていて、僕は 「じゃあ自分だったら、どんなペースで生活すればリズムがいいと感じられるのかな?」 と思い、それを図にしてみることにした。

  当初はノートにペンで書いていたのですが、うまく纏まらないし何か汚い感じになってしまったので例の 『脳内の整理整頓』 として PC で画像を作成してみることに。 そうして完成した図は、こちらです。
  大体こんな感じでしょうか。 若干画像の編集が荒いのは、気にしないでください (笑)。
#17 絵描きばなし・・・ 2009.10.10 23:52
々、物語 (小説) コンテンツづくりを再開しようと考えている。 詩を書くことや作詞などもこの数年間は殆どできていなかったので、また再開できたならば2002年に京一郎の話 『Alone Wolf』 をアップして以来ということになるので凡そ7年振り。 絵描きは、その間も “ちょこちょこ” とやっていたけど……大抵は以前このブログでも話していたようにサイトやブログづくりばかりしていたために、余りやれなかったのが自分でも残念なところ。

  随分と時間が経ってしまったけど、その間リアル生活の合間にいろいろとやろうとしていることをじっくりと考えることができたので、これからはそうしたものを活かしていきたいと思う。

                    *

  絵描きや小説書きをしていて思うのは、とても “奥の深いものである” ということ。 絵にしても1枚の絵を完成させるためには、やっぱり “テーマ” というか……その絵が何を表現しているか、というのがある程度は明確になっていないと観てくださる方には解りませんしね。 まあ端 (はな) から、そういったことを意識しないで描いたものや誰かに見せるためではない所謂 “自己満足” のために描いたものであれば話は別ですが。

  最近、絵を描く際に凄く意識するのは “5W (または6W) 1H” の重要さでしょうか。 あの 「いつ、どこで、誰が、(6Wのみ、誰に) 何をした。 何のために?  どのように??」 というものですね。 風景とか街などの絵の場合は、その場所の写真を撮るように描けばいいので 「いつ、どこで」 だけで済むのでシンプルなのですが……キャラクターの紹介カット (自分の絵で言えば 『旅狸・柚吉』 など) やストーリーの状況を描いたものだと、これらの要素を意識して描かないと解りにくいものに仕上がってしまうんですよね (自分にとっても、見る方にとっても)。

 『いつ』 は文字通り、いつの時期 (季節など) かとか又はストーリーの絡むものだと “ある事件の起きている時” とか……さまざまな解釈ができますね。 次の 『どこで』 は、まだ単純。 その描かれた場所を示しているだけ、ですから。 ただ、それを表現するために資料を参考にしたり訪れたことのある場所なら、その体験したことを引っ張り出してきて絵の上に出力しないと完成できないので違う意味で大変な点ですね。 そして 『誰が (何をした。 何のために?)』 の箇所はキャラクターの設定が細かく出来ていないとならないし、複数のキャラが絡んだ 『(誰が) 誰に (何をした。 何のために?)』 も加わる場合前述のストーリーなどの絡みも含まれるため一層重要ですね (例えば 「キャラ A がキャラ B に決闘を挑んだ。 白黒はっきりさせるために」 とか)。 ラストの 『どのように??』 は、これらの中では一番大事なところかもしれませんね。 何せ映画やドラマなどの撮影で言えば、その “撮影” (演技) の部分ですし。 例に挙げた 『決闘シーン』 で言えば相手と “差し” でいるのか、それとも別の様子なのか……また、それぞれのキャラはどのようなポーズで?  などのことが、はっきりとしていないといけません。 勿論楽しんでやらなければ誰かが楽しく感じてくれる、といったことは有り得ないので難しく考える必要はないのですが……かといって、こうしたことが曖昧な絵だと、やはり何かこう “ふにゃふにゃ” する感じになってしまうのだと思う。

  あと最近思うのは、絵を本格的に描いていこうと考えたら “環境を整えること” と “さまざまなものを自分に取り込まなければいけない” ということでしょうか。 環境、というのは言わずもがな “描く場所” や “描いていける状況” ですね。

  場所については、まあ学校の美術室のような環境があれば一番いいですが……部屋でなくてもガレージのようなところを使うとか、そういった “絵を書くことに没頭できる空間” というのがあればいいですね。 僕はもし可能であるなら、そのためにワンルームの部屋みたいな場所をそのためだけに借りたいです。 あと、これは個人によって違うことだと思いますが……僕の場合、絵を描いていたら “描く作業を中断し、席を立つ際” でもその描いていた場はそのままにしておきたいんですよね。 いや決して片づけが面倒とか、そういう理由でなく (笑)。 そのままにしておいて、その中断した雰囲気のまま続きを描きたいんですよ。 そういった、描いているときの空気というか……リズムみたいなものを大事にしたいと思うんです。 散らかっていてもいい、それがある意味では心地いいんです。 だから他の何かと共用している場所だと、その “流れ” が断たれてしまって物凄くストレスに感じるんですよね。

  ふたつめの “描いていける状況” というのは、これは単純でリアルなものですが……絵だけで生活していくには非常に難しいことなので “生活していけるだけの仕事” を持つとかしないと大変だ、という至極普通の話。 まあ昔の有名な画家でも 「お金 (生活) に困っていた」 という人はたくさんいましたし、そうでない場合でも 「スポンサーがついていた」 など、絵を評価してくれる人がいて仕事を回してくれるなどの “何らかのサポーター” がいないとやっていくのは難しかったですしね。 現代では、その時代並みか或いはそれ以上に厳しいでしょう。 過去に某雑誌で、イラストレーターの方が 「兼業の人が殆どだ」 と話していましたし。 小説の方でも同じような話を聞きますし、どんな業界であってもそれは変わらないのかもしれません。

  さまざまなものを自分に取り込まなければいけない、というのは改めて言う必要はありませんね。 何もないところで “ビックバン” が発生しても何も生まれませんし、新たな発明品を生み出すためには過去のあらゆる発明品を沢山知っていなければなりません。 そして、そうしたものにプラスして必要な情報を探し出す “検索力” や、それを整理整頓し直ぐに使えるようにする “応用力” などなど更に複数の能力が要求されるでしょう。 尤も、そうした能力というのは他の職業であっても求められるものかもしれませんが。

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  ごちゃごちゃとした文で申し訳ありませんが、ここは過去の記事でも書いたように僕の “ひとりごと” をだらだらと呟くことをメインとしたブログです。 他のブログと違い、ここでは思っていることや感じたことなどをストレートに出し頭の中などを整理するために書いている記事をメインとしています。

  ホースの水が出る部分のような、頭の中の “もやもや” をアウトプットするところに無数の “もやもや” が詰まってしまうことが間々あり、うまく出力できないことが多々ありますが……何れにしても、こうして外に出すことでいろいろと纏まることも多いです。 それが読んでくださったに何らかの参考となれば、とても嬉しいです。 自分でも気付かなかったけれど、ここのブログの “コンテンツ” というか “やっている意味” というのは、そこにあるのかもしれません。

  そんなブログなので、文章については書いたときの勢いを残すために細かな推敲をせず極力そのままの形でアップしています。 もしも聞き苦しいならぬ “読み苦しい” 点などがありましたら、ご指摘頂ければ幸いです (^^;)。
#18 およそ2ヶ月が経ち・・・ 2009.11.22 19:24
12回目の記事にて、ひと区切りついた 『脳内の整理整頓』 サイト・ブログ作成篇。

  さすがに、もうあの画像を更新することはないだろう……と思っていたら。 ここ最近は、またも開設しているサイトやブログの状況が変わってしまった。 そこで今回、約2ヶ月ぶりに例の画像を修正してみた。 本 (もと) は、いま自分が Web 上でやっている活動を解りやすくするため小さなノートに書き出したメモが始まりだったけど、手書きだと分かり難い上に上手く纏まらなかったから PC で画像として作成したんだったよなあ。 それから10回もつくりなおすとは、あの頃は思わなかった (^^;)。 その修正した画像が、これ。
  バージョン9から変わった点といえば、まず作詞ブログとして開設していた 『BETSUJIGEN』 が詩を書くための (というか、いまは詩を置いておくためにある) サイト 『鏃礪括羽』 に吸収合併 (?) されたこと。 そしてメインブログが 『double Y laboratory』 から新しいブログに変わること、かな?

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  大きな意味での変化は、前回の記事 (#17) で書いていた “物語書きの再開” を一応行動に移せたこと。 まだまだ準備段階ではあるけど一歩が踏み出せ、かつ見通しが僅かでも良くなったのは何年も作品をあまりつくれなかった自分にとって嬉しいことだ。

  とりあえず、いま考えている今後の物語 (小説) 書きやイラスト描きなどのキーワードというか方針は 『つくりたい、という想いを大切にする』 ことが、まずひとつ。 それを踏まえ、自分とサイトに来てくれた人たちで 『互いに楽しむ気持ち』 を大事にやっていこうと思う。
#19 『相棒』 サントラばなし・・・ 2009.12.20 19:17
や前の話ですが、ブログのタイトルを 『シンヤバングミ -MIDNIGHT TV!-』 から 『すのぅのいず』 へ変更しました。 以前から 「ちょい長いかなぁ」 と感じていて、もうちょっとシンプルなものにしようか……と思っていたので。 ひょっとしたら新メインブログの #5 で書いていた “失念したネタ” というのも、もしかしたらこのことかもしれない。 タイトルや URL をシンプルにする、という。

  ちなみにスノーノイズとは、所謂テレビで受信する局を設定していないチャンネルで映る “砂嵐” のことで、深夜番組という自分の “好物” に続き 「何か自分の好きなものを題にしよう」 というテーマで考えたところ……浮かんだのが前述の “砂嵐” でした。 でも何か、あのスノーノイズって不思議と引き付けるような感じがするんですよね。 なんかこう、吸い込まれるような。 最近のものは鳴らないようになっているけど、あの “ザァーッ” という音もまたスノーノイズにピッタリ合ってる感じがする。

  もう、いまはデジタルに移行し始まっているから完全にデジタルのみになってしまったら、あのスノーノイズもなくなってしまうのかな?

                    *

  この前ドラマ 『相棒』 のサウンドトラックを地元 TSUTAYA でレンタルした。

  いまシーズン8をやっている、この番組。 改めて言うまでもなくドラマ自体の完成度も高いけど、それに加えて池 頼広さんの書いた音楽も、これまた良い!  当初は自分でサントラを購入しようとも思ったけど、いまそんなお金が NAI ッ……ということもあるし、この間失効していたレンタルカードを復活させた TSUTAYA で CD が置いてあったのを発見したこともあり、これは 「買い、ならぬ “借り” だッ」 ということで現在は MD に録ったものを聴いています。 いやぁ、DVD と違いこうして録音できる CD は、やはり良いですな。

  しかししかし、この 『相棒』 サントラ。 アマゾンのレビューなんかで散々叩かれているように、兎に角その売り方が悪い。 今回借りた “通常版” の他に “デラックス版” とか複数種類を出しているうえ、双方とも収録曲に関して微妙な点が多々ある。 しかもデラックス版には Disc 3 に映画版のものらしき CD が入っている。 劇場版は劇場版で発売しているにも関わらず、だ。 そっちを先に購入してしまったファンはデラックス買うと重複して損してしまうのではないか?  どうせなら、その1枚をカットすれば恐らく1,000円程値段が下げられるのではないか?  そうすれば、もっと売り上げもアップするかもしれないのに。 また通常版を買った人もデラックス版にはディスク1枚分ぐらいの未収録曲があるので、そっちも買ったらたくさんの曲が重複してしまう。

  一体、何なんだ?  この物凄いゴチャゴチャした作り方は??  せっかくの素晴らしい作品を何だと思っているのか。

                    *

  とりあえず各 CD の収録曲目を参考に “通常版” と “デラックス版” それぞれにしか収録されていないタイトルをリストにしてみた。
  こうして見てみると、いかに “通常版” でカットされている曲が多いかわかる。 どうせデラックス版を出すならば、これらの曲と重複しているタイトルも含め一纏めにした2〜3枚ぐらいのサントラとして発売する (劇場版は勿論別で) という形にしてくれればいいのに。 そうすれば劇場版のものは任意で購入できるし、メインのサントラも4千円以下で済むのではないか?

  折角ファンがたくさんついて、そのサントラも買いたいと思う人が沢山いる作品だというのに、それを “販売する者たち” が台無しにしてしまう、という良い例ですね 『相棒』 のサントラは。

  曲に関して言えば、『相棒』 って一部の話で “その回オリジナルの曲” が流れることがある。 例えばアマゾンのレビューでも言っている人がいる “フラメンコ” とか、僕的には “カシオペア” の回で中盤とエンディングで流れていたイ長調の曲なんかが好きですね。 この間ドラマの放映が始まると同時に発売された “シーズン8版” に、そうした曲が入るのかな〜と発売前の “収録曲未定” の頃から期待していましたが……全然そうした曲は入っていなかったので、とても残念。

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  テレビのドラマや映画などに限らずゲームなんかでもサントラはよく売っているけど、そういう CD って一般の音楽 CD と同じように聴くというよりかは “想い出のサウンドアルバム” みたいな感じて聴くことが多いと思う。 それ故に、そうした CD で未収録曲が多かったり今回の 『相棒』 みたいな売り方はいろんな意味で良くないことだと思う。 アルバムの写真が抜け落ちてしまっているような気もするし、または買う過程において “想い出” に傷をつけられてしまったような気もする。

  その作品を愛する人にとっては、そうしたサントラとか一連の作品が非常に大切なものであるということを “売り手” の人はよく考えてもらいたい。 単なる “金儲けのネタ” とすることなど言語道断。 作り手と買い手の橋渡しとなる売り手の責任は大きく重いし、その作者やファンを失望させることは “罪” 以外の何物でもないと思う。
『すのぅのいず』  終
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